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昨年、デビュー20周年を記念して小品集のCDを発売しました。
今までコンサートで数多く弾いてきた曲、大好きな曲、
小さい頃の思い出の曲などが、ぎっしりとつまっています。
今回のプログラムに選んだ曲に、3曲もCD収録曲があったことに、
気づきました。
ポンセのエストレリータ、ドヴォルザークのユーモレスクと
ツィゴイネルワイゼンです。
エストレリータは“私の小さい星”という別名がついています。
避難所からのレポートの中に、とても星が美しく見えるという声が
たくさんありました。
いつの時代もどのような状況でも、星は変わらず美しく輝いて、
その光をそれぞれの思いで受け止めてると思うと、エストレリータを
とても弾きたくなりました。
ユーモレスクは幼いころ、私が最初に舞台で弾いた曲です。
私の原点。
そこからいろいろなことが繋がっていきました。
そしてツィゴイネルワイゼン。
人間の本能と自然界の音とがこれほど見事にマッチし、
生命力に溢れた曲は他にないように思います。
それでは30日にお会いしましょう。
小林美恵(ヴァイオリン)
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